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代表メッセージ

スローフードカンパニー

代表取締役社長 原 誠志私たちは自らをこのように定義づけています。
ファストフードのように大量生産大量消費のニーズを満たすのでなく、スローな時間軸で育まれる食の魅力をより多くの人たちに伝えたい。
高齢化、人口一極集中、地方過疎化という現代社会が抱える諸問題により、少量生産地場消費の質のいい食材は年々減り続け、古き良き日本の象徴である「酒、食、地域の文化」の伝承者も少なくなりました。ならば私たちがその伝承者になり、国酒である日本酒や少量生産食材の素晴らしさを次世代に伝えていきたいと考えているのです。

日本酒文化、日本食文化、日本地域文化を後世に伝える方舟になる

これは私たちの企業理念です。
私たちは飲食業からスタートしておりますが、決して100店舗の飲食チェーン組織を目指しているわけではありません。生産者や蔵元の顔が見える食材や酒の魅力をお客様に伝え、時間をかけて丁寧に理解者を増やしていくことに喜びを感じているのです。
そもそも文化とは、一人一人の小さなコミュニケーション活動の積み重ねによってもたらされるもの。だからこそ、今目の前にある酒の魅力、食の魅力、地域の魅力を、今目の前にいる人たちに伝えつづけることが文化の伝承だと信じています。

全従業員の物心両面の幸福を追求する

しかしどんなに大義が立派な取り組みでも、そこで働く従業員が労働を通して幸福を感じなければその活動は継続できません。
そこで私たちは「全従業員の物心両面の幸福を追求する」というもう一つの企業理念を掲げ、スタッフ一人一人の物質的豊かさと精神的豊かさの両立を目指しています。そして従業員満足、顧客満足、取引先満足を叶えた三方良し経営を通じて、継続的に発展し社会に貢献してまいります。
そんな私たちの理念や取組に共感してくれたとしたら、ぜひセオリーの扉を叩いてみてください。同じ価値観を持って同じ方向に向かい、共に歩んでいきましょう。

新潟、富山、石川、福井、長野における6次産業化

6次産業化とは、農業、水産業、畜産業などの第1次産業、食品加工などの第2次産業、流通や販売などの第3次産業の各分野に総合的に関わり、地方従事者の雇用や所得を確保することで、疲弊する地域社会を活性化させる大変意義のある取り組みのこと。
私たちは日本海に面したこの4県に特化して、地域行政や地元の方々との連携を深めながら、1次、2次、3次産業を一気通貫でパッケージ化したビジネスモデルの構築を目指しています。地方と都心が補完し合うことでWIN&WINになれる共創社会こそ、まさに今後の日本が目指す理想の形ではないでしょうか。

代表取締役社長 原 誠志